FC2ブログ
本当に介護士を続ける自信がありますか?中途半端な理由で目指しているのではないですか?アナタに覚悟はありますか?

信頼がない為の当然の失敗

第一段階実習での初めてのオムツ交換にトライ。
男性ご利用者様に全力拒否されて無念の撃沈。
今考えると当然の結果。




 



介護保険制度が始まる前からある特養にて、
14日間の第一段階実習における3日目くらい。

1日目はコミュニケーションを図ると言う名の放置プレイ。
2日目は実習担当職員の後ろを付いて回って見学。

その上での3日目のオムツ交換。
2日目に何度も見て回ったとは言え、

「さぁ、では一人で◯◯さんと△△さん行って来て。
  昨日二人とも見てもらってるから出来るでしょう?」

そんなん無理!とも言えず、

「分かりました」

と素直に居室へ向かう当時の私。 
1居室に4人のご利用者様のベッド。
◯◯様は食事以外はベッドで過ごされる男性ご利用者様で、
オムツ交換の見学以外では話すらした事がない。


「失礼します、◯◯さんオムツの交換に来ました。
  ズボンを脱ぎましょうか、腰を上げて下さいね~」

昨日職員がやっていた通りに事を進めようとする私。

が・・・。

「うわぁー!止めろ止めろ痛い何するうわぁー!」

顔を真っ赤にして起こる◯◯様。
パニックになる私。が、昨日見た通り事を進めようとする。

耳元に顔を近付けて、大きめの声で、

「オムツ交換の時間です、おシモをキレイにしましょう」

と声掛けするも、やや拘縮した右手で払おうとされる◯◯様。


何故だ、上手く行かない・・・?寝起きで機嫌が悪いのか?
声掛けの仕方が悪かったか?タイミングが悪かった?

考えても仕方ない、職員を呼びに行こう。
と、別の居室でオムツ交換していた職員に助けを求める。

明らかにムスっとした表情で、

「何で出来ないの?」

と言われる。

いや、そんな事言われても・・・。


「学校でやってる通りにやれば出来るでしょう?
  昨日も◯◯さんの時一緒にいたよね?何で出来ないの」

なんて言われながら◯◯様の居室へ。

未だに興奮している様子の◯◯様。

「はい◯◯さん、オムツ交換の時間だから、
  ズボン下ろしますよ、いいですね?はい失礼します」

と手際良くオムツ交換をする担当職員。
途中から興奮も収まり、特に問題なく交換終了。


「今の見てて何がダメだったか分かる?」

「えっと、声掛けもしましたし、順番もあってるし・・・」

「はぁ、あのね、オムツ交換で一々悩んでたらね、
  時間がいくらあっても足りないの、他にもやる事あるんだし、
  ちゃっちゃと済まして次々って行かないとダメなの、分かる?」

「はぁ・・・」

「もう時間ないから△△さん行くわよ」



ってな具合で、初めてのオムツ交換は失敗に終わりました。
さて、上の状況を見て何が悪かったのかお分かりでしょうか?

















圧倒的に担当職員が悪いですね。

ハッキリ言って私は何も悪くない。



まず、ほとんど見た事ないような18歳男性が、
オムツ交換すると言って近寄って来たら、
アナタはどう思いますか?


いやいやいや、お前知らんし、誰?
何するの?脱げ?はぁ!?嫌無理止めろ!


ってなりませんか?
特に◯◯様は男性で、認知症もある方でした。
後に知った事ですが、意思疎通は困難なレベルです。

そういう人なら余計にいきなりオムツ交換は厳しいです。


オムツ交換に限らず、まずは信頼関係を築く事。
少なくとも自分に危害を及ぼす可能性がないと、
分かってもらうくらいじゃないとスムーズには出来ない。

なおかつ、身体の可動域やクセなどを知ってないと、
最悪の場合ケガの可能性もあります。

次いでスキントラブルですね、
無理やりやると内出血や表皮剥離で事故報告書行きも。


担当職員はここまで考えた上で私にやれと言ったか?
恐らくそこまで考えてなかったと思います。

人手が増えたからその分楽が出来るわ、
くらいに思っていたと言っても言い過ぎではない。


実際に私にさせるにしても、
一緒について次はこうでああでと助言なり指導なりしないと、
初めてでオムツ交換なんて出来るわけがない。

いくら学校で実技をやっているとは言え、ね。



と、教える側に立った事がある今だからそう思いますが、
当時の私は本気で凹みました。

介護に向いていないのかもと、
実習も投げて学校も辞めようかと。

ええ、そこまで志しがあったわけでもないですしね。


まぁ何とか実習を続けていた数日後、
介護主任が私に言いました。


「今日から私が実習担当になったから。
  ゴメンね、アナタの実習ノート読んでたら、
  担当のあのコにその資質がない事に気付いたわ。
  一職員としては経験もあるんだけど、
  人を教える事は向いてないみたいね、悪かったわね」


との事。


教え方が悪い、上から目線、的外れな指摘・注意などなど。
初めての実習で全く分からなかったのですが、
担当職員の女性は人に教える資質がない人だったそうです。


勤続年数の長い30代の女性が、
実習生に教える資質のない人って。

それだけで施設全体に問題がある、って今なら思いますが。
当時は、

「はぁ、そうですか」

くらいにしか思いませんでした。



ちょっと愚痴やらに走り過ぎましたが、
とりあえずは何をするにおいても信頼関係を築く事。

その為にはコミュニケーションを図り、
信頼関係を築く。

少なくとも悪い人じゃないな、程度に認識してもらえるように。


それが一番大事。















関連記事
関連するタグ 介護実習 職場環境 信頼関係 コミュニケーション


TOP実習先にて信頼がない為の当然の失敗

このエントリーにお寄せ頂いたコメント

お久しぶりです。
教える能力無い人、いっぱいいますね。
空気が読めないというか、利用者さんの心理が全くわからなくても、とにかく人材不足で仕事をこなせればいい。

 そんな考えの人が多いので、いつまでたっても、介護職の地位向上は絶望的です。

 ま、そう考えても仕方がないので、まずは、自分から、いや、自分だけでも「寄り添う介護」を目指しますよ。

 世の中、案外捨てたものでもない、ということが、少しずつ分かってきましたよ。
yossy610 at 2013/10/23(水) 18:40 | URL

いつもいつもありがとうございます!
現職の元上司も教えるのが下手なタイプで苦労していましたが、
定年退職されてからは伸び伸びと仕事をしております。
何が分からないんだ!と怒られると、
分からないまま分かったフリをするという、
とても残念な悪循環になりますので、
教える側がもっと気を配る必要があると思います。

寄り添う姿勢は大切ですよね!
8beats at 2013/10/30(水) 10:26 | URL

URL:
コメント:
 

このエントリーにお寄せ頂いたトラックバック

このエントリーへのトラックバックURL

スポンサードリンク

Copyright © 介護福祉士を目指すアナタへ All Rights Reserved.
FC2ブログテンプレート [PR]