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本当に介護士を続ける自信がありますか?中途半端な理由で目指しているのではないですか?アナタに覚悟はありますか?

クビになった後輩の話

特養をクビになった新入女性職員の話。
結婚を期に通リハから特養へ転職し、
ある程度の時間が経った頃に、新入職員の季節となりました。

4月1日付けで各フロアへ配属となりますが、
まず1週間の新人研修に入り、その後先輩職員に付く事になります。
一般的にはOJTというものですかね。


さて、私が初めて配属されたフロアに女性の職員が入りました。

仮にAさんとしましょう。
Aさんは短大を卒業した後に専門学校に入学・卒業した、
介護福祉士持ちという経歴です。


AさんにはOJTの担当の職員が付きました。
仮にBさんとしますが、Bさんも入職2年目という事もあり、
迷いながらも丁寧にAさんの指導をされていました。


端的に言うと、Aさんは介護士の適正がありませんでした。

不注意・観察不足・集中力の欠如などなど。
本人は至って真面目に働いているつもりですが、
結果が伴っていませんでした。

Bさんは自分の指導力不足かも知れないと、
各リーダーや主任に相談していました。

が、周りは指導力云々でない事は重々承知しており、
Bさんが思うように指導をするよう助言があったようです。

でも、思うように指導しても思うように成長しないAさん。


夏頃に、私は別のフロアへ異動となりましたので、
その後のAさんの働きぶりをあまり知りません。
夜勤の申し送りで顔を合わす程度でした。

結局夜勤業務も1人で入れるようになり、
まぁ1人前になったのかぁと思っていた矢先、
Aさんが重大事故を起こしたとの話を聞きました。


車椅子の方のトイレ誘導時に転倒。
ご利用者様は1人で立位保持出来ないレベルの方で、
車椅子から便座への移乗の際にバランスを崩し、
Aさんとご利用者様共に転倒したとの事です。

ご利用者様は大腿部骨折で入院。
緊急のフロアミーティングが開かれました。


まず、Aさんの最大のミスは、
1人でトイレ誘導した事だったそうです。

入院されたご利用者様、Z様のトイレ誘導については、
必ず2人介助で行うとフロアで決まっていました。

(私がいた頃は1人介助でしたが、ADLが低下した為に2人介助になったそうです)


何故Aさんはその日に限って1人で介助したのか。

「皆さん忙しそうにされてたので、私だけでやろうかと・・・」


優先すべきはZ様の安全だったはずですが、
Aさんは別なものを優先させてしまったようです。

結果、重大事故が起こりました。

明らかにAさんの過失。
介護中の事故で、業務上過失致傷を問われるケースもある中、
Aさんの認識レベルがプロとして失格だと言わざるを得ません。


この事故での入院で、Z様のADLはさらに低下。
介助があっても立位を保持する事が困難となり、
トイレへ行けないようになってしまいました。



さて、その後も通常通り業務にあたるAさん。
この後彼女は半年間で3回の事故を起こしました。

結果、正職員から契約職員へ降格となり、
最終的には契約満了という形でクビになります。



骨折させて入院となった事故があったのに、
何故十分に注意を払えなかったのかと疑問ですが、
端的にいうと適正がなかったと言わざるを得ません。


リーダーや主任達が早めに判断していれば、
残りの3回の事故を防げたのではとも思いますが、
それはやはり結果論でしかありませんね。


指導担当のBさんと話した時、
かなりAさんの事で悔やんでいるようでしたが、
Bさんにそれだけの責任があるとは思えません。


やや乱暴な言い方になるかも知れませんが、
Aさんの採用面接に立ち会った幹部達にも責任があると思います。

結果、採用したわけですから。


まぁまぁそれは置いておいて。


新入職員に適正がないと判断した場合、
どのような対応をするのが一番いいのでしょうか?


それとなく辞めるように持って行くか。
必要最低限の業務が出来るよう根気よく育てるか。


Aさんは最後、ご利用者様に触れる事を禁止されていたそうです。
直接的な介護を禁止され、介助の補佐をしていたとの事。


果たして、直接介助が出来ない介護福祉士を、
介護福祉士と呼んでいいのでしょうか?


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このエントリーにお寄せ頂いたコメント

あってはならないことですが、人手不足のこの業界。

Aさんはきっとすぐに、どこかの施設に就職が決まるでしょうね。・・・誠に残念です。

一部の質の低い人のおかげで、介護職全体が把握されてしまうのも無念です。

 といっても、3k・6k、といわれるお仕事・・・

真面目な若者もたくさんいますよね。

彼らに期待と希望を託しますよ!
yossy610 at 2013/03/26(火) 12:15 | URL

yossy様、いつもありがとうございます。

Aさんは地元に戻ったとの事ですが、さすがにその後は分かりません。

今回のケースはよほど特別なケースですので、

その他大勢の若者達は今も笑顔で頑張っている、と思います。
8beats at 2013/03/27(水) 10:16 | URL

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